桜(花見) (Y記) 

よさこい祭り

 4月3日(土)、やっと晴れてきました。さあお花見に。その前に新聞やインターネットで開花情報。満開の和歌山方面に車で出発。

  • 粉河寺(こかわでら) 

 初めての場所なので、道路も探しながら、京阪奈道路を使いながらやっと辿り着きました。
予報どうり桜満開、本堂ほか建物の造型の美しさに目がとまります。桜の花の下でゆったりと弁当をいただき、心満足。 寺の横ではクジャクが大きく羽を開いて待ってくれていました。なんとか囲いの金網が映らないようにと、写真に撮りたくて、そこにおられた巫女さん姿の方におしえてもらってやっと気にいったのが撮れました。クジャクは縁起のいい鳥とか、私も両手をひろげて楽しいことが沢山近づくように待ちましょう。



 この時期の和歌山は桃の花も楽しめます。車窓から間近に見える、桃の花の桃色が私を喜ばせてくれます。 田舎で子供のころ、両親が農作業で忙しく花見どころではない時に、姉が自宅裏の桃畑におにぎりを作って子供だけのお花見をしてくれたことを思い出しました。
道路から紀三井寺らしい建物が見えてきました。階段はきつかったけれど、桜と海の見える眺めは素晴らしい。

 駐車場が混雑。係の方の案内でぐるっと回って市の駐車場へ。桜満開、お城の屋根の飾りに目がとまりました。魚のしっぽに大きなお口、手や足に見えて、あっちから見たりこっちから見たり。もうひとつ目にとまったものは、木々に沢山の鷺がとまっていたこと。中には二羽仲良し組もいてしばし見とれていました。人間が近寄れないのを知ってか安心して鷺の群れは悠然としていました。
 4月4日(日)
 今日もいい天気。 早速桜情報を見ると、ここに2〜3日の暖かさで京都方面もいっきに満開。

  • 二条城

 電車で「二条城」へ。近鉄+地下鉄(烏丸線東西線)と乗り継いで着いた所がまさしく二条城前、厳かなたたずまいが目に飛び込んできました。観光バスや入場券売り場の長蛇の列、外人さんがいっぱい。中にはいると菊の紋の屋根の重々しいこと、さすがに上品さを感じます。まず二の丸御殿の各部屋の障壁画や欄間の彫刻等を見て回りました。廊下がキュッキュッとなり「うぐいす張りの廊下」。さて桜はと見渡せど手入れの行き届いた松ばかり、栞の道順で進んでいくと枝垂れ桜がこの暖かさに戸惑っているかのように蕾のままでたたずんでいます。
本丸御殿の堀の周りを進んでいくとやっと満開の桜群に会えました。花の名前を栞と照らし合わせながら桜の種類に見とれていると、「結婚式」のひき車の行列がやってきました。花婿、花嫁の嬉しそうな顔もこの桜の様に晴れやかでした。
 生け花や御琴の演奏を楽しんで、二条城を後にしました。
 ウォーキングがてら、京都市役所前まで歩いて行くと、「京都さくらよさこい祭り」をしていて、はっぴを着た沢山のグループが集まっていました。初めてこのような踊りをみました。学生のグループだったり、幼い子供もいたりで、思わず見とれてしまいました。はっぴ姿のこの踊りも日本の文化かなと思いながら。私まで元気がでてきました。