初めて見た

ハンテン木の花

 夫が甘南備山をウォーキングしている時、木の下で上に向かってカメラのシャッターを切っている人達に出会い、その試写体がハンテン木(チューリップツリー)と言う事を教えてもらったそうです。その話を聞き、私も早速、見に連れて行ってもらいました。
 そこは、今まで何度も夫とウォーキングするコースでした。その木は背が高く、空を見上げるように仰ぐと木の上の方に、まさしくチューリップの形をした花を見つけました。薄い緑がかった白っぽい花が葉に見え隠れして、咲き誇っていました。目立たない色だったことと、木の上の方に多く咲いていることもあって、今まで、気ずかなかったものと思います。
 図鑑で調べてみると葉がハンテンに似ていること、花がチューリップに似ていることから名前がついているようです。又、「ゆりの木」とも言うとありました。
 私は椿にも似てると思います。サラソウジュの花を初めて見た時と同じような感動です。
“気づかなかった”と言う衝撃が今も続いています。蕨とりなどで下ばかり見ていては、美しい花を見逃してしまうと・・・・・。それからは上も見るようになりました。足元にも注意しな
がら・・・。