蟹満寺

[寺] 南山城6山の寺(その2)  (Y記)

  • 蟹満寺 

 南山城の筍林の細い道を通ってお寺へ向かいました。わかりやすい看板に導かれてはいるものの、細い細い道で、恐る恐るの運転でした。山を抜けると住宅街があり、お寺の駐車場がありほっとしました。新しく建て替えられたもので木の香りが漂うような新鮮な感じのお寺です。庭には優しいお顔の観音様が、木に囲まれてたっていました。癒された時間です。昔し昔し蟹を助けたことで、一家が窮地を救われたという、謂れがあるそうです。よく看板は見ていたので行ってみたいと思っていたところでした。

  • 一休寺(酬恩寺)

 ここは子供が小学生の頃、クラスの親子でよく遠足に来ていました。我が子のあだ名が「いっきゅう」だったので、とっても親しく感じられるお寺です。「一休さん」のマンガから頓知のあるお坊さんが住んでおられるところというイメージ。しかし、そのお坊さんの像はしわしわのおじいさんのお坊さんだったという印象が残っています。 入口からのお庭はいつ行ってもきれいです。 
 このたび六寺を回ってみて次回はゆっくりと、仏様のお顔とじっくり向き合いたいという思いを強くしました。

 6寺の六波羅蜜の教えは
1・禅定寺(禅定波羅蜜)・命の尊厳と心理に目覚める
2・神童寺(持戒波羅蜜)・仏様の戒めを良く守る
3・観音寺(忍辱波羅蜜)・辱めや苦労を忍ぶ
4・寿宝寺(精進波ら蜜)・思いっきり力を出し尽くす
5・蟹満寺(布施波羅蜜)・物でも心でも惜しまない
6・一休寺(知慧波羅蜜)・命の尊厳と心理に目覚める
 ということの様です。