南米4カ国の旅 そのⅢ

クスコの町

 21日(土)イカよりバスでリマに戻り、リマで一泊。翌日リマよりLP35便でクスコへ(1時間15分)。

 いよいよ旅もクライマックスに近づいた。今日の観光はインカの都、クスコだ。インカ帝国の首都だ。標高3400mで添乗員のSさんが、盛んに「全員80歳になるよう・・・」と。酸素の薄さによる高山病を警戒してか? 走ったり、大声を上げたり、血液の循環が良くなるようなことはやめること・・・と。
 クスコはインカ時代の石の文化がそのまま残っている。あの、かみそりの刃一枚通さない精密な石組みはクスコ郊外のあちこちで見られる。また、このようなインカの礎石の上に征服したスペイン人達が教会や邸宅を造ったといわれている。町全体が赤レンガで彩られたクスコは誰もが歴史を感ずるところだ。11〜12世紀頃の繁栄はどのようなものだったのだろうか?
 その日は標高2800mのユカイの町へ下り、宿泊。