南米4カ国の旅 そのⅠ

イグアスの滝:ブラジル側

 私たち二人は1月14日〜26日、南米4カ国の旅にでた。昨年11月に申し込んだJTBのツアーだ。地球の裏側に当る南米には、行くのにも時間がかかり、体力もいる。私もこの頃は歩くと膝が痛くなり、今しかないと思い立った。
 14日(土)関空17:30発の日本航空(JL060)でのスタートだ。集合時間15:30の1時間前に着き、受付を済ませた。全員で21名。添乗員のSさんはなにやら忙しくTEL応対をしている。空港内のアナウンスでも、JL−60の搭乗手続きを早く済ますよう案内をしている。やっと、添乗員のSさんが皆を集めて説明。日航機の到着が遅れ出発は50分遅れるとのこと。ツアーの行程でロサンゼルスの乗り継ぎで2時間あったのが、1時間10分しかない。次のラン・チリ航空に乗り継げないかもしれないとのこと。当然次の予定も狂ってくる。現時点の判断として①ここで中止②ロスまで行ってみて次の行程を考えるか、中止する。案について皆の意見を・・・。急なことで直ぐ判断できない。1名の人は直ぐ中止決定。残りはロスまで行ってみることとなった。(いずれの場合も中止したらキャンセル料無料)
 遅ればせながら20名の搭乗手続きをしてロサンゼルスへ・・・。関空での機材搬入遅れで結局1時間10分の遅れとなった。ますます焦る。又搭乗前にロスでのLA601便が待ってくれると
の情報が入る。しかし何時間待ってくれるか不明。12時間のフライト後、ロスでは皆で協力し合って効率よく行動、搭乗口に行くとLA601便が待ってくれていた。リマまで8時間だ。又、リマよりブェノスアイレスへ行くラン・ペリ(LP)427便に乗り継がねば正規のスケジュールにのれない。そして、リマでLP427の搭乗手続きをした時は皆で拍手して喜び合った。このようにして私達の旅はスタートした。

 1月15日(日)ブェノスアイレス市内観光・夕方はアルゼンチンタンゴショーを見てブェノスアイレスで宿泊。16日(月)朝早くLA4020便でイグアスへ1時間45分のフライト。
 バスで移動し、気温40℃の中を、約1.5Km歩いてアルゼンチン側イグアスの滝へ。さすが世界三大滝の一つだ。大小の滝がはるか彼方まで続いている。その日はイグアスに泊まり、翌朝バスでブラジル側イグアスの滝へ移動。遊歩道を歩きながら色々の滝を眺めて最後は「悪魔の喉笛」といわれる大滝を観光。今日の状態では、あまり水量が多くはないらしい。長い距離にわたって滝があるイグアスはナイアガラの滝とは違った豪快さがある。