磨崖仏

 先日、藤の花を求めて信楽川をR−422に沿って上って行きました。川はきれいな水でした。突然、広い河原が現れ釣り場が見えてきました。車を降りて橋を渡ると磨崖仏の案内がありました。清流釣りの事務所で聞くと、10分も登ったところにあるとのことで登ってみることにしました。登り口に置いてあった竹の杖を借りて階段を登り始めました。10分経っても石仏は見えてきません。しばらく進むと岩らしいものが見えてきました。私たちの足では20〜30分かかったように思います。
 




 10数mの高さの岩の真ん中に阿弥陀如来、左右には菩薩像が刻まれています。鎌倉時代のもののようです。この磨崖仏は「耳だれ不動」とも呼ばれていて耳の病気に効験があるそうです。私は「耳鳴り」、家内は「難聴」が治ることを祈って 〈合掌〉