立山・黒部アルペンルート

 先週、車で<土・日曜日の高速道路料金1000円>を利用して富山へ。翌日予定のアルペンルートの下調べで富山電鉄・立山駅へ。スタート近くの駐車場・立山ケーブルカーの始発時刻を確認。コースの混み具合を駅員から聴く。「この夏で盆の時期に次いで混むだろう」との話。始発の6時スタートを予定。立山駅近辺を散策して予約していた亀谷温泉の宿へ。
 翌朝は5時起床、宿で用意してもらったおにぎりを持って5時15分スタート。立山駅前の駐車場はほぼ満車。空いている場所を見つけて切符売り場へ。昨晩検討して決めた黒部平までの往復(9,230円)を購入して朝食のおにぎりを。
 定刻にスタートしたケーブルカーは満員。美女平からは高原バスで約1時間乗って室堂へ・・・。
 私は独身時代、会社の山岳部に入っていた。その時立山には2度来ている。1度は立山剣岳へ、2度目は五色が原〜槍ケ岳方面へ。当時はバスは弥陀ヶ原までしか入っていなかったように思う。弥陀ヶ原〜地獄谷〜室堂へと山道を歩いて登ったような記憶がある。今は散策道も整備されて便利になっている。
 室堂に着いたのが7時半ごろ。快晴。立山3山の稜線がはっきり見える。山の天気は変わりやすい。少し肌寒いが私たちは室堂周辺を散策することにした。家内はお花畑の高山植物で足がとまる。(写真)


ひょっとしたら雷鳥に出会えるかも・・・と、ハイマツの間を覗く。ミクリガ池に映る立山連峰が美しい。(写真)

 独身時代に見た立山はもっともっと近くにあったように思ったが、今、見る立山は、はるかに遠く高い。年齢のせいかもしれない。
 次は立山トンネルトロリーバスに乗って立山の裏側になる大観峰へ。眼下に見える黒部ダムが綺麗。黒部ダムを見ながらロープウェイで黒部平へ。本当は黒部ダムまでケーブルで降りたかったが行程に無理がありそうなのでここまでのスケジュールとした。また黒部平で帰りの予約券をもらい忘れたため少しの時間待ちとなった。乗り物が混んできている。おかげで黒部平のお花畑をゆっくり散策、昼食にと買ってきたパンを食べて復路へ。
 駐車場へ戻ると夏の暑さを急に感じ汗が出てきた。立山駅前の湧水を、用意してきた5Lのペットボトルに入れて帰路へ・・・。
 
 「普段着で行ける立山・・・」とは聞いていたが本当に便利が良い。来年は室堂や弥陀ヶ原あたりに泊まってゆっくり出来たらと無理な思いをめぐらしている。