JR大回りの旅 桜編(その1)

大回りの旅桜その1

 昨年、テレビで知ったJR大回りの旅については 11/26(琵琶湖一周)のこのブログで紹介した。
 今回は桜編だ。
近畿地方では比較的早く咲く和歌山地方を予定していた。

 参考までに、この旅についての条件は《大都市近郊区間で普通乗車券を利用した場合、実乗車経路にかかわらず最も安い経路で計算した運賃で乗車できる。但し乗車経路は重複しないこと、途中下車不可》と云うもの。

 今年の桜の開花は早かった。しかし、その後寒い日が続いてなかなか満開の知らせがなかった。新聞の「桜だより」では先週末やっと和歌山城粉河寺など和歌山方面で満開の案内が載った。(奈良・大阪城公園などは5分咲き)

 次の日[4/5(日)]時刻表を調べて早速、家内と二人で和歌山方面に向かってスタート。
 【行程】は
       藤坂
       | (学研都市線
       木津
       | (大和路線
       奈良
       | (桜井線)
       高田
       | (和歌山線
       和歌山
       | (阪和線
       天王寺
       | (大阪環状線
       京橋
       | (学研都市線
       津田
 藤坂駅で1つ大阪寄りの津田までの切符を購入(写真1)。


乗る電車は反対側の長尾方面木津行きに乗る(写真2)。

木津では30分近く待ったが予定通り奈良駅へ・・・。ここいらの桜はまだ5分咲きだ。
 奈良からは桜井線で高田へ・・・。
 高田駅では1時間に1本しかない和歌山線の電車を見送り、駅構内の休憩所で持参のにぎりと少々のおかずを食べる。

 車窓から眺める、桜の花は和歌山線の吉野口・五条あたりを境に、南は満開に近く、北はまだ5〜7分咲きの状態だった。
 途中、橋本駅手前で突然、検札のため駅員が入ってきた。一瞬ドキッとしたが「大回りです」と2枚の切符を見せると「どうぞ・・・、どうぞ・・・」と、駅員も慣れた様子。 我々と同じような旅をしてる人を数人見かけた。
 また、和歌山線粉河あたりからは沿線に桃・柿畑(写真3)。

特に桃の花のピンク色が田畑や山の一面を覆う。(写真4)
 桜とは違った素晴らしい光景だ。

 和歌山からの帰りの電車は紀州路快速で乗り換えなしの京橋まで。
 今回の大回りの旅は藤坂から津田まで(1.6Km/120円)を大回りしたもの・・・(231.8km/3890円相当)。
 次回 桜編(その2) は琵琶湖周辺の桜を予定している。