アイスランドの大自然とオーロラ7日間 その2

 3日目:曇り時々小雨 外気温2℃ ホテル・セルフォスを夜明けと共に10時スタート。バスで180Km北のシングヴェットリール国立公園へ。北米プレートとユーラシアプレートの境目「ギャウ」と呼ばれる地球の割れ目が連なる景観。(写真小) バスを降りての徒歩観光。道は凍り付いていて、持参のトレッキングシューズでも滑りそうだ。緩やかな長い下り道をしばらく降りていくと開けた場所に出た。ここは政治の中心といわれている、民主議会の発祥の場所とか。夏場は多くの観光客が訪れるが今は、私達のグループしか見あたらない。
 凍っているケリズ火口湖を見て、ストロックル間欠泉、ゲイシール間欠泉(写真大)へ。ゲイシール間欠泉では直ぐ側で吹き上げる状態が見られた。吹き上げる前の水の盛り上がりが約3回ほど続くがその色の美しいこと!!!。澄み切った紺碧の色に見入っていると、水は半球体(約2m)になり、一瞬のうちに水が高く吹き上がった。周りのカメラマンの方々に「まだよ、まだよ、今だ」等と興奮のあまり大きな声で、カメラチャンスを伝えようとしていた。吹き上げる直前の色の美しさが今も目に焼きついている。カメラに収められなくて残念・・・。
 次にグトルフォスの大滝を見学。二段の瀧だが上部の瀧は半分以上凍っていた。道が凍っている為近くにはいけなかったが夏場には綺麗な景観を見せることだろう。
 宗教の中心と言われているスカウホルトの古代教会見学後、夕食は酪農家で手作り家庭料理を楽しみました。夕食の前に純潔を守るアイスランド産の馬を見ました。馬小屋で、馬のたてがみが三つ編みにしてあるのを見て、大事に育てられていることがわかりました。田舎風スープの美味しかったこと。そして素敵なご夫妻の美しいハーモニーによるデュエット、ご主人のアコーデオン。お返しに私達からは、「上を向いて歩こう」を全員で歌いました。ツアーメンバーの気持が一つになったひと時でした。